「転職サイトに登録したことが在職している会社にバレないか心配…」
「登録したら必ず転職活動をしなければならないの?」
「転職サイトってどうやって登録したらいいんだろう?」
転職サイトに登録して情報収集したいと思っていても、このような不安や疑問があって中々登録することができないのではないでしょうか?
実際、転職サイトを利用することで会社にバレるリスクはゼロではありません。
しかし、この記事で解説するポイントを意識して利用するだけで、会社にバレる可能性をかなり低くすることができるのが事実です。
この記事はこんな役に立つ!
- 在職している会社にバレない転職サイトの利用方法がわかる
- 情報収集のためだけに登録してもいいことがわかる
- プロフィールの非公開設定が可能なおすすめ転職サイトがわかる
転職サイトは完全無料で利用することができますし、登録後必ずしも転職活動をしなければならないわけではありません。
登録だけしておくことで最新の求人情報をチェックすることができるので、こんなに便利なツールに登録しないなんてもったいないですよね。
在職中に転職サイトへ登録すると、以下のようなメリットとデメリットがあるので確認しておきましょう。
メリット |
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デメリット |
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使い方によっては会社にバレるリスクがあるということ以外にデメリットはありません。
この記事では、このデメリットを解消するための方法について詳しく解説していきます。
この記事のポイントまとめ
- 在職中でも利用方法に注意することで会社バレを防ぐことができる
- 情報収集のためだけに転職サイトに登録するのもOK
- 登録は簡単、複数サイトに登録することで情報収集力がアップする
- 特定企業にプロフィールを非公開設定できる転職サイトがおすすめ
記事制作
- 転職arts編集部
- 編集者
記事制作においては人材業界のプロフェッショナルとして徹底した検証・エビデンスの掘り下げを行い、中立性・納得感の高い情報を提供することをモットーとしています。
転職サイトへの登録が会社にバレる3つの原因とバレない利用方法
冒頭でも解説した通り、転職サイトに登録すると会社にバレる可能性はゼロではありません。
在職中の方が何も知らずに登録して利用すると、後々後悔することになるかもしれないので、バレる原因とバレない利用方法を理解してから利用するのがおすすめです。
会社バレする3つの原因
- 会社や取引先が利用する転職サイトへの登録やスカウトサービスを利用する
- 仲間うちやSNSで自ら転職サイトを利用していることを発信する
- 企業名や担当部署名など会社バレに繋がりやすい情報を経歴書に記載する
(1)会社や取引先が利用する転職サイトへの登録やスカウトサービスを利用する
会社や取引先が求人を掲載している転職サイトに登録すると、人事担当者の目にとまり会社バレに繋がる可能性があります。
あらかじめどこの転職サイトに求人を掲載しているかを把握しておくことで、会社バレのリスクをかなり低くすることが可能です。
求人掲載の有無は、登録したい転職サイトの検索画面から会社名を検索するだけで確認することができます。
もし、バレたくない企業の求人が掲載されていたら、できるだけ違う転職サイトを利用するようにしましょう。
また、会社バレに繋がってしまうサービスとして気を付けたいのが、採用担当者が直接求職者情報を閲覧するスカウトサービスです。
スカウトサービスは会社バレのメインルートとも言われており、企業側は以下のような情報を閲覧することができます。
- 年齢
- 性別
- 最終学歴
- 保有している資格
- 直近在職企業名
- 在職中、退職済み
- 在職期間
- 担当した職歴
- 職務経歴書
この中でも「直近在職企業名」や「在職期間」、「職歴」は会社バレに繋がる情報です。
そのためスカウトサービスを利用するなら、非公開企業を設定することができるサイトの利用をおすすめします。
このようなサイトを利用することで、特定企業への情報開示を制限することが可能です。
例えばマイナビ転職は、スカウト利用設定の「非公開企業設定」から特定企業をブロックすることができます。
会社バレを防ぐためにも、このような機能があるサイトを積極的に利用するようにしましょう。
非公開設定機能を利用できる転職サイトは後ほど紹介するので、登録の参考にしてください。
(2)仲間うちやSNSで自ら転職サイトを利用していることを発信する
会社にバレる原因で意外と多いのが、仲間うちやSNSで転職サイトの利用、転職したい気持ちを自ら発信してしまうことです。
SNSでは親しい友人のみに公開することができたり、軽い気持ちで発信してしまうという方も少なくありません。
ただし、誰が誰に話してしまうかわからないので、安易な気持ちで知られたくない情報を開示するのは危険です。
転職サイトに登録することや転職したいという気持ちがあることを本当に隠したいなら、自ら発信することは絶対にしてはいけません。
(3)在職企業名や担当部署名など会社バレに繋がりやすい情報を経歴書に記載する
経歴書に在職している企業名や担当部署名などの情報を記載すると、万一自社の採用担当者が閲覧してしまったときに会社バレしてしまいます。
そのため、直接個人が特定できる情報は記載しないなどの工夫が必要です。
しかし、経歴書は転職活動で必要となる重要書類のため、嘘の情報やぼかしすぎた情報を記載してしまうとそもそも転職活動が進展しないという状況になりかねません。
例えば営業成績など自分の能力を伝えるような情報はしっかりと明記する必要がありますし、転職後に継続しては働くことを考えると正確な情報を伝える必要もあります。
自社の採用担当者があなたの営業成績を完璧に知っていることはほとんどないと思うので、直接特定できる情報以外はしっかりと経歴書に記載して転職活動を進めるようにしましょう。
転職サイトは登録して情報収集するだけでもOK
「転職サイトに登録したら必ず転職活動をしなければならないの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
結論から言うと転職サイトに登録しても、必ずしも転職活動をしなければならないということはありません。
そのため、転職活動をしようか迷っている方が求人の情報収集をするために登録したり、自分の能力やスキルでどんな会社に転職することができるのかなど市場価値を確かめたいという方も数多く登録しているのが事実です。
無料で情報収集できるツールとして利用できるので、登録しておいて損はないでしょう。
転職サイトに登録するとできること
転職サイトの利用イメージを図で表してみました。
利用者は転職サイトという媒体に掲載された求人情報を閲覧し、転職活動の一助にするというイメージです。
企業側は求職者のプロフィールを閲覧でき、気になる求職者に対して直接面接を申し込んだりすることができます。
転職サイトに登録すると以下のことができるようになります。
- 転職サイトに掲載されている求人に応募することができる
- 各サイトが提供する診断ツールを使って詳しい自己分析をすることができる
- スカウトサービスで企業から直接オファーを受けることができる
- 便利な書類作成ツールを利用して必要書類を揃えることができる
転職サイトで最も大きな利点は、膨大な情報量から最新の求人を知り応募することができることです。
また、診断ツールや種類作成ツールなど便利機能を利用することで、転職先を客観的に判断しスムーズな転職活動が可能となります。
転職サイトを利用する流れは以下の通りです。
登録=求人への応募ではないので、求人検索だけのために登録するのも問題はありません。
理想とする条件の企業が掲載されていれば、このような流れで転職活動をすることになるので、覚えておくといいでしょう。
在職中の方に選ばれる特定企業非公開設定が可能な転職サイト5選
ここからは、在職中の方に選ばれている非公開設定が可能な転職サイトを5つ紹介します。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、登録時に現在勤めている会社の社名を非公開に設定することができたり、登録後に社名を入力して特定企業へ情報を非公開にする設定が可能です。
全国各地の求人を幅広く掲載し、20~40代の転職を希望するほとんどの方に適している総合型転職サイトとなります。
これらの機能を使って会社バレする可能性を下げながら、登録してほしい転職サイトの1つです。
リクナビNEXTへの登録は約3分で完了します。
登録するには、まずリクナビNEXTにある「まずは会員登録(無料)」をクリックしてください。
メールアドレスを入力し送られてくるURLにアクセス、あとは会員情報を入力するだけで完了です。
無料で登録してみる!doda
dodaはスカウトサービス利用開始時に在職企業を非公開に設定することができたり、サービスを利用しながら企業名を入力して特定企業をブロックすることができます。
dodaはリクナビNEXTに次ぐ求人数を掲載している転職サイトです。dodaにしか掲載されていない独自求人も多いことから、登録して最新の求人情報を収集するのがおすすめです。
dodaへの登録に要する時間は約5分です。
dodaの「会員登録する(無料)」をクリックします。
その後氏名や生年月日、電話番号、メールアドレス、最終学歴など登録に必要となる情報を入力して利用を開始することが可能です。
無料で登録してみる!マイナビ転職
マイナビ転職は、登録後にスカウトサービスの利用設定から指定したキーワードにマッチする企業への非公開設定が可能です。
社名をそのまま入力することもできますし、非公開にしたい特定のキーワードを入力することで、関連する全ての企業に情報を公開することなくスカウトサービスを利用することができます。
第二新卒や若年層を対象とした求人を多く掲載している転職サイトなので、該当する方は登録して損はありません。
マイナビ転職の登録は最短1分で完了する程簡単です。
まずはマイナビ転職の「最短1分会員登録」をクリックしましょう。
次に情報入力画面に映りますが、Yahoo!IDやLINEIDなどで登録することができます。お持ちのアカウントで登録すると、最短1分での登録完了が可能です。
直接情報を入力して登録する場合でも、氏名や生年月日など最低限の情報入力の上、約3分で完了できます。
無料で登録してみる!エン転職
エン転職は、登録後にスカウトサービスの利用状況の設定から、エン転職に登録されている企業を検索し非公開設定することができます。
とても多くの企業が登録されていますが、全ての企業を網羅しているわけではないので、非公開設定することができない企業も存在します。
会員の70%以上が35歳以下であることから、若年層をターゲットとした求人を多く掲載しているのが特徴です。
入社後の活躍をテーマとした転職活動ができ、4年連続顧客満足度1位を獲得する優良転職サイトです。
エン転職に登録する流れは以下の通りです。
エン転職にある「会員登録」をクリックします。
登録時に入力する内容は氏名とメールアドレスだけです。
また、エン転職もFacebookアカウントやgoogleアカウントで登録ができます。
すでに保有しているアカウントを登録に使用することで、とても簡単に登録することが可能です。
無料で登録してみる!ビズリーチ
ビズリーチは登録後にマイページの企業ブロック設定から、登録されている企業を検索し非公開設定を行うことができます。
エン転職同様、自分の企業が登録されていない場合は非公開設定することができません。
ただし、ビズリーチに求人を掲載している企業は網羅されているので、採用担当者があなたの経歴書を目にする可能性は低いと言えるでしょう。
ビズリーチは自ら応募するのではなく、ヘッドハンターと呼ばれるコンサルタントからのスカウトや企業からのスカウトを待つ特殊な転職サイトです。
年収500万円以上のハイクラス転職に強く、職務経歴やスキルなどを登録し待っているだけでオファーが届くので、スカウト機能を積極的に使いたい方におすすめです。
ビズリーチも最短1分で登録することができます。
ビズリーチの「会員登録(無料)」をクリックします。
お持ちのアカウントで登録するかメールアドレスで登録するかを選びます。
アカウントで登録すると最短1分で登録完了です。
メールアドレスで登録しても入力する情報は最低限なので、すぐに登録を完了することができます。
無料で登録してみる!転職サイトへの登録はとても簡単!
大手転職サイトは導線も整理されており、簡単に登録することができます。
この画像は求人数NO.1のリクナビNEXTに登録する際の画面です。
基本的には登録する転職サイトの公式ページから、画像のように簡単なプロフィールを入力するだけで完了します。
登録作業はすぐに完了するので、気軽に登録だけ済ませておくといいでしょう。
複数の転職サイトに登録すると情報収集力アップ!
転職サイトには、そのサイトにしか掲載されていない独自求人というものがあります。
サイトごとにどの業種に強いのかが異なったり、どの年代に注力しているかが異なるため、求人を掲載する側の企業も理想的な人材獲得のため掲載するサイトを見極めています。
そのため、転職サイトを使った転職活動や情報収集したいという方は、複数のサイトに登録することによって効率的に求人情報を取得することが可能です。
転職のプロが情報管理し求人を紹介!転職活動にはエージェントの利用もあり
転職エージェントでは、転職のプロがあなたの情報をしっかりと管理し、条件に合致する求人を紹介してくれます。
あなたの希望を確認するため、コンサルタントとの面談を実施するのですが、面談で在職企業に関する情報を伝えておくことによって、自社だけでなく関連企業へのアプローチをしないように調整し求人情報を紹介してくれるので安心です。
転職エージェントの利用は以下のような利点があります。
- 転職のプロがあなたに希望やスキルに適した求人を紹介してくれる
- 将来のキャリア形成など、先々を見据えた転職のアドバイスがもらえる
- 書類作成や面接対策など転職活動全般のサポートが受けられる
- プロによる給与交渉や採用交渉によって転職活動を有利に進められる
転職のプロから様々なサポートが受けられる転職エージェントですが、登録することによって客観的にどのような求人が紹介されるのかなど、自分の市場価値を見極めることができます。
実際に転職活動を進めたいというときは、コンサルタントが強い味方になってくれるので、登録しておいて損はないサービスです。
まとめ:非公開設定で会社バレのリスクを低減!安心して転職サイトを利用しよう
転職サイトへの登録が会社バレする原因やその対処法についてご理解いただけたでしょうか?
しっかりとリスクを低減するポイントを抑えることによって安心して転職サイトを利用することが可能となるので、これから登録を考えている方は会社バレ対策を万全に行って利用しましょう。
非公開設定のできる転職サイトをもう一度確認します。
これらの転職サイトを利用すると、会社バレ対策を講じながら転職活動が可能です。
- 何も知らずに転職サイトに登録すると会社バレするリスクがある
- 会社バレする原因はスカウトサービスや自ら発信してしまうこと
- 特定企業が閲覧できないよう非公開設定することができる
- 非公開設定をすれば会社バレのリスクがほとんどなくなる
- 転職サイトは情報収集のためだけに登録してもいい
あなたが安心して転職活動を行えるように、この記事が参考となれば幸いです。